柔道整復師と鍼灸師の資格を取得している
スタイル新伊丹治療院の西村です。

「これを食べれば長生きできる」
「この運動をすれば健康寿命が伸びる」
世の中には、“健康にいい”と言われる情報がたくさんあります。

もちろん、運動や食事、睡眠などを整えることはとても大切です。

しかし一方で、どれだけ健康に気をつけていても病気になる人もいれば、
不摂生をしていても長生きする人もいます。

そんな現実を見ていると、「健康とは何なのか?」を改めて考えさせられます。

今回のテーマは「健康にいい」とは、
もともと持っている臓器寿命を縮めないようにすることなのではないか?という視点です。

人の体には“個体差”がある

人はみんな同じように見えても、
体の強さや弱さには大きな個体差があります。

例えば、
胃腸が強い人
血管が丈夫な人
肝臓が強い人
関節が弱い人
糖尿病になりやすい人
など、生まれ持った特徴はそれぞれ違います。

これは努力不足とか根性の問題ではなく、
遺伝的な影響もかなり大きいと言われています。

つまり、臓器にはある程度“設計寿命”のようなものがあり、
その長さには個人差があるということです。

健康習慣は「プラス」より「マイナスを防ぐ」

健康というと、「今よりもっと元気になる」「寿命がどんどん延びる」
というイメージを持ちやすいですが、実際には少し違うのかもしれません。

暴飲暴食、睡眠不足、運動不足、
過剰なストレス、
喫煙などは、
本来持っている臓器寿命を削っていく行為とも言えます。

逆に、
バランスよく食べる
適度に動く
しっかり眠る
人とつながる
ストレスを溜め込みすぎない
といった健康習慣は、
“寿命を加算する”というより、“無駄に削らない”ための行動なのかもしれません。

車で例えるなら、健康習慣は「高性能な改造」ではなく、
「故障を防ぐメンテナンス」に近いイメージです。

健康を「競争」にしない

健康情報が増えすぎると、
つい「もっと頑張らなきゃ」と思ってしまうことがあります。

糖質制限を徹底する。
毎日ハードに運動する。
完璧な食事管理をする。
もちろん、それが合う人もいます。

ただ、健康は本来、“誰かと競うもの”ではありません。

過度に健康を追い求めることで、
食事がストレスになる
不安が増える
人付き合いが減る
常に自分を責める
という状態になってしまえば、それは本末転倒です。

健康とは、
「病気ゼロ」を目指すことではなく、
“できるだけ穏やかに、自分らしく生きるための土台”なのだと思います。

自分の体をいたわる意味

「どうせ寿命が決まっているなら意味がない」と考える必要はありません。

同じ寿命でも、
元気に動ける期間
人と笑える時間
好きなことを楽しめる体力
は大きく変わります。

だからこそ、健康習慣には意味があります。

それは“無限に寿命を伸ばす魔法”ではなく、
“本来持っている力を最後まで使い切るための準備”なのです。

まとめ

健康にいいことは、必ずしも「寿命を延ばす」ことではないのかもしれません。

むしろ、生まれ持った臓器寿命を無駄に縮めないようにすること。
それが健康習慣の本質とも言えます。

だからこそ、極端な健康法に振り回されるよりも、
よく食べ
よく動き
よく眠り
よく笑う
そんな当たり前の積み重ねが大切です。

健康とは、“完璧”を目指すことではなく、
自分の体と上手に付き合いながら、
今をより良く生きることなのかもしれません。

当院では自然にまっすぐ立てるように
手足の左右差を揃えていく
軽くてシンプルな療方です。

かるくに
「あ」を前に付け加えると
あかるくになります。
ありがとうございました。

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