健康寿命を延ばす
平成29年時点での日本人の平均寿命は、
男性81.09歳
女性87.26歳です。
当院の患者さんも、大正生まれでしゃくしゃく動かれている方がいらっしゃいます。
凄いし、人間性も良いです!尊敬します。
現在問題視されているのが、「健康寿命」です。
健康で支障なく日常生活を送ることができる期間のことを指します。
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※生活の質(QOL:Quality Of Life)とは?
一般に、ひとりひとりの人生の内容の質や、
社会的に見た生活の質のことを指します。
つまり、ある人がどれだけ人間らしい生活や、自分らしい生活を送り、
人生に幸福を見出しているかの尺度です。
QOLでいう幸福とは、
身心の健康、良好な人間関係、趣味、習い事、
レクレーション活動、地域活動、レジャーなど、
様々な観点が含まれます。
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「平均寿命」と「健康寿命」の差は、
日常生活に制限のある「不健康な期間」を意味します。
例えば、80歳まで生きたとして、介護に3年・入院に3年を要した場合、
健康寿命は「74歳」となります。
うちの両親も、今は良くても、現実問題として10年後には健康寿命の平均をゆうに超えます。
だから、今という時間、古礼法で親孝行します!!
古礼法を受けられている方は、
比較的、健康寿命のレベルがめちゃくちゃ高いのが、本当に嬉しいです!!
古礼法では、体を左右対称にして、
自分の身体を自然に動かす技術を上げています。
簡単に言うと、「思ったとおりに体を動かせること」です!!
<まず実験です~>
目を閉じて両手を水平にあげてみて下さい。
ほとんどの人が水平ではなくズレています。
日常で何もない状態でズレていると、
スポーツや楽器をするともっと体はズレてしまいます。
頭で考えていること(昔できていたことやたまたま偶然できたことなど…)と、
実際にやっていることがズレている状態で、
運動(スポーツ、リハビリ)、習い事、体操などの
反復練習をするのであまり身になりません。
その結果、悪い方へと体が固まってしまいます。
「上手になる」前に、
「体を正しい基準、正しい方向に動かせるようになる」方が大切です。
スポーツや楽器などをしていて、
正しい基準・正しい姿勢を繰り返し練習すると、
いつでも基本の形をとることができます。
つまり、「正しい方向に」量を積み重ねることが大事です!!
曲がった方向のまま練習するとスランプに陥ります・・・
運動やリハビリを続けていることで、
結果として、ゆっくり時間をかけて、少しずつ良くなってはいくものの・・・
より多くの運動やリハビリをしなければならなくなります。
そうなると、運動やリハビリの量が際限なく増えてしまいます。
練習時間も長くなり、もちろん疲れます・・・
↓
なかなか身につかないし、体を痛めます・・・
↓
ギブアップします。
効率よく、運動やリハビリをするには、
まずは体を左右対称な状態にして運動することです。
スポーツや習い事は、正しい体の位置がまずわかった上で行うのと、
わからないまま闇雲に時間をかけるのでは、
上達の差がモロに出ます。
古礼法が、
健康寿命を延ばし、
生活の質(QOL)を上げます!!
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