前回は、「姿勢を正すと深い呼吸ができる」というテーマでしたが、
今回は前回の続きです。
あ、今 猫背になっている・・・
あ、今 力が入っている・・・
あ、今 手を握りしめている・・・
姿勢はめちゃめちゃ感情やコンディションに左右されやすいです。
ひどく疲れている時や気持ちが落ち込んでいる時は、
姿勢を調整しても、
気が付けば「背中が丸まってきた」 「また曲がってしまった」
などと“焦る”のではなく
ただ「あ、曲がっていた」と気づく → そして姿勢を正す ことが大切です
この瞬間的な気づきを繰り返すことで、
姿勢を正している状態がどんどん長くなっていけば、
そしてその状態が普通になってくれば良い、と僕は思っています!!
「姿勢が悪い」といくら周りがそれを批判しても、
自分で認められないときは正直治らないです。
逆に自分で自分のクセを認めると、もう半分治っていたりします。
これは今流行りの言葉でいうと
「マインドフルネス」と言います。
「スティーブジョブズやイチローなども取り入れた!!」
習慣づけることで、自分が今どんな状態で、
どういう気持ちでいるのかを客観的に捉え、
状況、感情に飲まれることなく、物事に対処します。
姿勢と心の関係性は、実に密接で奥深いです。
落ち込んでいるとどんな人でも自然に視線が下を向き、
肩が落ちて、うなだれている格好になります。
心の状態は姿勢やカラダの動きに影響を与えます。
それと、怒りまくっている人や人の悪口ばかり言っている人に
良い姿勢の人はいません。
「自律神経は姿勢でもコントロールできる!!」
交感神経と副交感神経はシーソーのように交互に働くことで
私たちのカラダを健康に保ってくれています。
しかし、ひとたびバランスが崩れてしまうと・・・
ありとあらゆる不調の原因となります 。
肩こり、腰痛は当たり前に起こり、
さらには頭痛、めまい、息苦しさ、etc・・・
身体面への影響から、イライラ、不安、不眠、うつ、
メンタル面へのダメージまで・・・。
自律神経は大脳にあると思っている人が多いかもしれませんが、
交感神経は脳と腹部の脊髄に存在しています
副交感神経は脳幹(中脳、橋<キョウ>、延髄)
仙骨の脊髄に存在しています
具体的には背中が丸まることで背骨の動きが悪くなり、
首が前に突き出ていれば
頭と首の骨の間が引っ張られる構図です。
普段から正しい姿勢で過ごしていれば、
普段から手足の左右のバランスを気にかけていれば、
少なくとも姿勢のせいで自律神経を乱すことはありません。
フィジカル(肉体的、身体的) + メンタル(精神的) の
両方を好調に保つためには、姿勢が重要なのです!!
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