本格的な梅雨ですね。
重くてだるくて眠いというのが今の季節特有の症状です。
湿気のことを東洋医学的に言うと「湿邪」といいます。
私は一番苦手な季節です。
湿邪は体表をおおって気がめぐらなくなるので
「なんかしんどいなー」
「なんかやる気が出ないなー」
「ため息が出るなぁ」
湿邪の特徴は、重く濁り粘り滞ります。
湿邪は水であるから、むくみやすくなります。
体内に余分に水が貯留するので重くなり、
粘りある滞った水であるので濁ります。
だからベタベタドロドロしており、分泌物、排出物が汚くなります。
精神にも影響して、物事がスッキリと考えられなくなるのも湿邪の影響。
湿邪は内臓で言えば、胃腸の働きを阻害して、生体の恒常性(バランスを保つ)に影響し、
自律神経の胃腸機能を回復させようと、血液を胃腸に送り、
脳への血流が少なくなるため、眠くなります。
これを改善するためには!
「汗をかくこと」
運動が一番良いですが、温熱(お風呂)でも良いです。
とにかくスッキリするまで汗を出す。
運動できない人や、温めてものぼせてしまう人は体力がないので、
左右のバランスをよくする。
汗を出したら、糖質を控えて、水と上質の塩を摂ればいいです。
コメント