今日はシミについてです
一般的に言われるシミの種類
東洋医学のお話の前に、まずは一般的に言われるシミの種類を4つご紹介します。
①老人性色素斑
年齢とともに濃くなる傾向のあるシミなのでこの呼び名をされていますが、
これの主な原因は加齢や、長年の紫外線による肌へのダメージの蓄積によると
されています。
シミの中で最も多いのがこのタイプと言われています。
②炎症後色素沈着
ニキビや傷、かぶれによる炎症が原因でできるシミのことを言います。
また、洗顔や顔のマッサージの際に強く擦ったために炎症が起き、このタイプのシミが
できることもあると言われています。
自然に消えることが多いとされていますが、日焼けが原因でシミが目立ち、消えにくくなるケースもあるようです。
③そばかす
遺伝的な要因で発生すると言われているもので、顔に小さい薄茶の斑点が鼻を中心に
散らばるようにあるのが特徴。
幼少期にできることが多く、顔以外にも背中や肩、腕、手などにもできやすいと
されている。
また、季節によってシミの濃さが変わることもある。
ここまで一般的に言われるシミの種類についてご紹介しました。
それでは東洋医学では、シミをどのように見るのでしょうか?
私の個人的な考えも交えながらお伝えしますが、シミの種類は関係ないと考えています。
そしてポイントとなることは、顔のどの部位にシミがあるのか?をまずチェックします。
そしてその部位に相当する反射区に何かしらの不調を感じていないかをヒアリングを通して見ていきます。
例えば、頬のあたりのシミであれば消化器系のあたりを、
目尻やこめかみのあたりであれば頭や顔のあたりに不調を感じていないか?
この辺りをまずチェックしてみます。
また、季節に応じてシミの濃淡に変化がある場合には、五行の考えにもとづいて
考察していくことも重要だと考えています。
春であれば肝、冬であれば腎のように、その季節に応じる臓器に関する不調が
起こっていないかも確認していきます。
顔のトラブルであっても、それは身体からのサインであるということ。
身体全体から見ていくことが大切だと考えています。
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