「不眠症」で悩んでいる方が多いことにびっくりします。

1日8時間を確保して睡眠をとっても
疲れがとれないと感じている方が多くいらっしゃって、
「眠れない」というよりは「睡眠の質」を上げることこそが
治療の目的になることがあります。

「睡眠の質」というものを考えた時、
僕は二つの事に注意しています。

まず一つは「呼吸」の状態です。

身体の中の気の巡りが悪いと
無意識にとっている呼吸が浅くなり、
中には一年を通して鼻が詰まっている方や
一年を通してマスクが離せない方がいます。

鼻詰まりは、花粉症やハウスダストだけが原因ではありません。

身体の内側の「気」の流れが悪くなってしまうと
身体をめぐる「水」の循環も悪くなってしまい、
結果的に鼻づまりとして症状が発生してしまうのです。

特に、肩こりや頭痛があると、
身体の上部に気の停滞があると鼻詰まりは発生しやすいのです。

鼻詰まりによって
新鮮な空気が身体に本来必要な量より少なくなってしまうため、
寝ている間に疲れが取れにくくなっている可能性があります。

それに加え、肋骨・鎖骨を中心とする胸回り(専門的には「胸郭」といいます)、
息を吸ったり吐いたりする際に
「ふくらんだり」「縮んだり」する部分が固まっている人が多いです。

肺を収めている胸部が硬くなってしまうと
息を吸いたいけど吸えません…

試しに胸に息が入るように
最大限まで「深呼吸」してください。

その時、大きく息を吸ったときに左右から両手で肋骨を挟むようにして、
ちゃんと胸が開いているかどうかを確認してください。

かなり努力しないと胸が開かない場合、
充分に息が吸えていないかもしれません。

呼吸がうまくできないことは
自律神経失調症の原因になるともいわれていて、
呼吸が浅い状態にあるのなら注意が必要です。

無意識に行っている呼吸だからこそ、
寝ている間に取る呼吸の質が悪いと
身体の疲れが取れにくくなる原因になってしまうのです。

二つ目の不眠症で気になることは、

「寝返り」です。

人間は寝ている間に
自分の身体が緩みやすい姿勢を自然にとっています。

子どもは寝返りを取る名人です。
子どもに不眠症ってあまり聞かないですよね。

他人が見ると「こんな辛い姿勢で良く寝れるなぁ」と思っても、
寝ている本人にとっては「楽」な姿勢なのです。

逆に「朝起きた時がいつも一番身体が痛い」という方は、
実は結構いらっしゃいます。

寝ている中で朝が一番疲れが取れているはずなのに、
なぜか朝がダルイという方は…

寝ている間に「不快」な姿勢で定着して
寝返りできない身体の状態になっているからこそ、
身体の疲れが抜けないのです。

だからこそ、平静から寝心地がいい状態をつくること
仰向けに寝ても寝返りしやすい状態をつくることが大切です。

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