悩むことが「癖」になってませんか?
人に対して、こうして欲しいって、
不満をいだくことが、「癖」になっていませんか?
長年、うつ、自律神経、パニック症候群で悩んでる人が
教えてくれたんですね。
その言葉というのが
「うつや自律神経は薬だけでは治すことができないのですね」
というものでした。
僕の心の中で、とても印象が深くなる発見でした。
ご自身の療養生活の中で気づいたそうです。
筋肉を使えば、筋肉が太くなるように、
人の心も
「一つの方向に注意深く向ける」ことが多いと
やがてその回路がどんどん発達していきます。
プラス思考、ポジティブ思考が得意な人も、
マイナス思考、ネガティブ思考が得意な人も、
毎日訓練した結果、発達してきたのかな。
プラス思考の人は、マイナス思考の人に「頑張れ」と言い、
プレッシャーやプレスをかけます。
マイナス思考の人は、プラス思考の人をねたみ、
苦しみ、軽蔑します。
自分とは考えや世界が違うと思い込む・・・。
だからこそ、自分の心を変えようと思ったら、
自分の癖を変えることが大切です。
僕サイドで見ていると、メンタルで悩む人の癖は、
感覚的にすぐわかります。
いつも同じ事を忠実にやる。
いつもルーティンを繰り返す。
いつも同じ動きを繰り返す。
いつも同じ道順を歩く。
いつも同じ手を使う。
いつも同じ足を使う。
僕サイドの考えを言うと、
カラダの動きの左右差をすごく感じます
右利きの人が左に動作を変えるだけでも、
左脳から右手が動いているので、
右脳から左手が動くように変化するだけでも、
カラダの癖が変わったりします。
いつも同じ事を、いつも同じように動かしています。
子どもの時って、体育をしたり、運動したりして、
左右均等に使うことが多かったはず。
そんな時は「うつ」は少なかったはず。
だからこそ、自分の心を変えようと思ったら、
少しずつでもいいから、
自分の癖を変えることが大切なのです。
薬である一定のコントロールをすることはできても、
自分の癖は変わりません。
「この薬を飲めば、練習しなくても自転車に乗れるようになります」
という薬がないのと一緒。
自分の心を見つめ、
自分の力で変えていかなければいけないものがあるんです。
コメント