春バテ

コロナの疲れが深刻ですね… 。
元々、3月末~4月の春の季節に心身の不調を起こしやすいんです。

「春バテ」を感じている人が多いなって思います。

春は東洋医学では「怒る」、思い通りに通りに進まない、
肝臓に不調が来やすいと考えられています。

今年はコロナでおびえているので、心臓にも影響しているかもしれません。

全国の男女に対して行われた調査によると、
身心について8割以上が「春バテ」を感じているそうです。

その中で感じている不調としては、
だるさ・倦怠感 ・・・53%
疲労感 ・・・42%
気分が落ち込む ・・・38%
というものがあります。

身体の不調が多いものの、「気分が落ち込む」「イライラする」(26%)など
心の不調もあります。

そんな「春バテ」の原因は、「気温差」です!

春は気温が変わりやすい季節です。
その気温差が春バテにつながっているそうです!!

春は移動性高気圧が次々にやってきて低気圧と高気圧が
頻繁に入れ替わるため、
天気や気温もめまぐるしく変わる季節です。

1日の中の寒暖差や、短期間での寒暖差が激しくなるため、
気温差に身体が対応しようとエネルギーを消耗し、
自律神経のバランスを崩しがちになり、
「疲れ」や「だるさ」を感じやすくなります。

女性の場合、生理機能や更年期、
ホルモンバランスの不調も増えているそうです。

春は、入学、卒業、異動、転勤など、
自身や家族の生活が大きく変化する季節でもあります。

自分でも気が付かないうちに緊張感やストレスが生じ、
自律神経が乱れ、
「春バテ」症状を感じやすくなることもあります。

「春バテ」対策として2つのポイントがあります!

ポイント① 外に出る瞬間に「寒い!」と感じないよう、首を温めましょう

「寒い」と感じた瞬間に、東洋医学でいう「風」の病が入り込み、
自律神経が乱れ、風邪や体調不良の原因となります。

ここで「首」を温めることで、血管内の血液に温度が伝わり、
副交感神経が優位になります。

温まった血液が全身に送られ、
内臓や手足の先まで体全体がポカポカになります。

「寒い」と感じる前に、
肌に直接貼れる温熱シートやホットタオルで首の後ろを温めたり、
スカーフやネックウォーマーなど首を温めるアイテムを使って、
外出する時も首元を温かくしましょう!

首元だけでなく、急な冷え込みに備えて、
カーディガンなどの羽織物を常に持ち歩くこともお忘れなく。

ポイント② 炭酸入浴でリラックス

炭酸ガス入りの入浴剤を入れた38~40℃のお湯に首までつかると、
10分ほどで全身の血行が良くなります。

また、炭酸ガス入りのお湯は、末梢の血管を拡張して血流をよくするため、
短時間で身体を温めることができます。

寝る90分前にぬるめのお風呂に入って、
しっかりと副交感神経にスイッチを入れれば、睡眠の質が上がります。

なお、約41℃以上の熱いお湯での入浴はリラックスの妨げになるので、
避けた方が良いです…

「お風呂に入ること」、それによりコロナの感染リスクを下げること、
これが日本人の強みかなって思います。

年中湿気の多い日本列島、
お風呂に入ることにより、
あらゆる「湿」による病気を予防してきました!

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