体のパーツの男女差により、
骨盤は男女で大きく異なります。
骨盤は左右の寛骨(カンコツ)と仙骨で構成されています。
左右の寛骨が前傾で恥骨結合を形成しています。
左右の寛骨が後傾で仙骨と左右の仙腸関節を作ります。
L字型の仙腸関節は前後に強靭な仙腸靱帯で固定されています。
ほんのわずかですが、動くことにより体重の60%を受け止め、
左右にその圧を分散しています。
ここが完全に固定されると痛みなどの弊害が出やすいと感じます。
コロナ禍で、通勤なしでテレワークの方が今年は増えましたので、
要注意です
なので「歩行」しましょう!!
恥骨と仙腸関節で前後左右に動きながら(ジャイロ)、
エネルギーを骨盤の中に蓄えます。
その結果、副交感神経が刺激されて、
骨盤内が温かくなり、ちょうどよいスペースを作ります。
背骨の中には脳脊髄液が流れています。
この骨盤の前後左右(ジャイロ)の動きで、
仙骨内の下りてきた脳脊髄液の還流を助けてくれます。
なので、還流が上手くいかない場合は、
汚れて栄養分が少ない状態になり、
脊髄に充分な酸素と栄養素が提供できません。
また子宝の神様を祭る神社は、
山奥の離れた場所にあることが多いのですが、
これも意味があります
子宝に恵まれない「夫婦」が
何度も何度も歩いてその場所に行くことにより、
骨盤にエネルギーがいっぱい蓄積されて
妊娠しやすくなると言い伝えられています
アフリカ系の方は骨盤がどっしりしています。
ケニア人には腰痛がないそうです
長時間の中腰作業をしても、
腰が痛くならないらしいです。
股関節を使って前屈することが、
腰痛予防になります。
Pointは!
「ハムストリングス」の硬さに気づくこと!
今はあまり見かけなくなった
「二つ折れの腰曲がり」姿勢
見かけと違って
腰痛そのものの訴えが少なかったと
知られています。
体に負担の少ない姿勢は、
アフリカ系の方の作業姿勢です。
膝上あたりで肘を支えて、
手先で作業する姿勢です。
僕も体を折りたたむ筋肉や
骨盤周りやお腹を動かす筋肉との
圧倒的なコミュニティ不足を痛感しています
股関節からしっかり曲げている姿勢は、
立派な骨盤の賜物かと思います 。
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