人間の身体はストレスを受けると、
自律神経と内分泌機能に異常をきたし、
生体恒常性に異常をきたし、
生体恒常性の乱れから発症に至ります。
子ども達も友人関係、勉強、部活と実に多様なストレスにさらされ、
どんなにたくさんの栄養素を摂ったところで
ストレスに対抗することはできません。
最近はコロナ禍で休校になったり、オンラインになったり、
変化が激しいです。
ストレスのメカニズムは、血圧や胃や腸など、
その人の一番弱い臓器に病気が現れたり、
時には小児ぜんそくやアトピー性皮膚炎がひどくなったり、
下痢やお腹の不調、風邪をひきやすくなることもあります。
でもストレスに耐性を持ち、対抗することはできます。
その働きを代表しているのは「副腎」です。
私たちの身体は、精神的ストレスや肉体的ストレスを受けると、
副腎がホルモンを分泌し、
ストレスに適応して、抵抗しようとします。
このホルモンが正常に働いて分泌されていると、
頑張り続けることができる。
持続できる。
やり切れるのです。
では、副腎皮質ホルモンの材料とは何でしょうか?
代表的なものは3つあります。
「ビタミンC」「たんぱく質」「パントテン酸」です。
これらの栄養素が一つでも不足すると、
ストレスに打ち勝てず、疲弊し、不調や不定愁訴から様々な病気が引き起こされます。
ビタミンC・・・副腎皮質ホルモンの材料⇒いちご、赤ピーマン、ミニトマト
たんぱく質・・・副腎皮質ホルモンの材料⇒鰹、うなぎ、イワシ、豚もも肉、大豆、
チーズ、卵
パントテン酸・・・副腎皮質ホルモンの材料⇒鶏・牛レバー、たらこ、うなぎ、納豆、
アボカド
パントテン酸はあまり聞きなれないかもしれませんが、
納豆やアボカドにも豊富に含まれています。
ちなみに納豆は朝食より、夜食の方が寝ている間に吸収されるので良いです。
ストレスは自分で感じるより副腎疲労が多いですし、
ストレスは避けられないものです。
一日一日の栄養素を管理してあげるのは、
子どもにも大人にも大事です。
コメント