子どもの頭痛の原因というのは、
なかなか分からず不安になりますが、
私もゆがみが原因だと感じていましたが、
コロナ禍によるマスク着用も原因の一つです。

自宅では頭痛がおさまっていますが、
授業中耐えられず保健室にかけこむと聞きます。

子ども達の多くは口呼吸ですので、
鼻呼吸のマスターを教えてあげてほしいです。

手軽に鼻呼吸用テープもおすすめです。

最初に疑ってほしいのが、低血糖症です。

血糖値が異常に低くなって、
脳がエネルギー不足を起こし、
頭痛として現れることがあります。

同時に倦怠感や手の震えがでることもあります。

まずは糖質制限をしてください。

子どものおやつを甘いお菓子からチーズやゆで卵に替えてみる。

それでもだめなら、朝のパンや炭水化物を減らすこと。

低血糖が原因であるなら、これで解決できるはずです。

そして次の原因として考えられるのは鉄欠乏です。

鉄分が不足すると、さまざまな不定愁訴が生じますが、
脳の酸素不足で起こる頭痛やめまいもその一つ。

鉄・・・脳に酸素を供給する⇒豚・鶏レバー、牛モモ赤身肉、鰹、いわし

他に考えられるとしたら、ストレスによる心因性頭痛と呼ばれる緊張性頭痛。

頭全体がしめつけられるような痛み、首筋のコリやめまいを伴います。

私たちの身体は精神ストレスを受けると、副腎がホルモンを分泌し、
ストレスに適応して負けないように抵抗してくれます。

このホルモンが正常に分泌できれば頑張り続けることができるのです。

では副腎皮質ホルモンの材料とは何でしょうか?

それは「ビタミンC」と「たんぱく質」と「パントテン酸」です。

ビタミンC・・・副腎皮質ホルモンの材料⇒いちご、赤ピーマン、ミニトマト

たんぱく質・・・副腎皮質ホルモンの材料⇒鰹、うなぎ、いわし、豚もも肉、大豆、
                    チーズ、卵

パントテン酸・・・副腎皮質ホルモンの材料⇒鶏・牛レバー、たらこ、うなぎ、納豆、
                     アボカド

これらの栄養素が一つでも不足すると、ストレスに打ち勝てず
色々な疾患が引き起こされます。

また緊張性頭痛や、女性の生理痛が原因の頭痛には、
筋弛緩作用と血管拡張作用があるマグネシウムが有効です。

マグネシウム・・・緊張を和らげる⇒アーモンド、あおさ、わかめ、きな粉、
                 豆腐(にがり使用)

頭痛の原因は、栄養不足、バランスの悪さです。

でも大抵の人は、頭痛外来に行き、
「何も問題ない」と言われます。

まずは甘い物、お菓子、ファストフード(ポテト、ハンバーガー)、
添加物、コンビニ食を断つのも大事です。

脳に原因があるので、確認のために診断してもらうことも有効で大事ですが、
栄養不足は家庭の中で見直していってください。

まずは2週間、糖質を減らす。

その方が余計な不安を抱えずに良いと感じます。

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