柔道整復師と鍼灸師の資格を取得してます
スタイル新伊丹治療院の西村です。
例えば腰痛の患者さんが来院されたとします。
ほとんどの先生がまずは腰を見ます。
確かに痛いところは腰かも知れませんが、はたして痛みの原因と結果は同じとは限りません。
整骨院で勤めている時や勉強をし出した時はいつも痛いところだけを見ていました。
痛いところを顕微鏡でも持ち出しそうなほど目を近づけて観察していました。
見えるのは皮膚しかありません。
赤くなっていたり、黒くなっているなら異常と思えますが、皮膚上は何の変化もない場合がほとんどです。
施術が上手く行く人と上手く行かない人を比べていると何が違うのか分かりますか?
物事を全体で捉えているか部分で捉えているかです。
結果より原因から探る
結果は実で原因は根っこ土です
確かに腰痛が起きているんですから腰が悪いんでしょう。
原因が必ずあるはずです。
膝を捻挫してそれ以来痛いとなれば腰を治しますが、
膝がどのような状態なのか歩き方を見たり、
正座が出来るか調べればいろいろな情報が得られます。
歩いてもらうと一目瞭然です
物事を全体で見れば部分はよく分かります。
痛いところだけを治したければ痛み止めの注射を打ってもらったり、薬を飲めば治ります。
でも一時的に痛みが取れても原因を取り除かない限り痛みは出続けます。
我々施術家の良いところは痛みを取るのもうまいですが、予防も出来ることが強みです。
機能性が大きく失われれば、いろいろな症状を引き起こします。
これから秋の季節です。
暑さの中の冷房などいろいろな弊害が起きます。
ここが痛いというクライアントさんの生活を考えた上で処置出来なければその場限りです。
手足の左右差を見て
まっすぐ立てる状態にしませんか?
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