突然ですが、今皆さんは呼吸は口でしていますか? 鼻でしていますか?
特に子どもに関しては、約8割の子どもは口呼吸になっています。
普段の生活の中で、何気なく口をポカンと開けていませんか?
だから、猫背にもなりやすくなります。
普段口呼吸で眠っている人は、いびきや歯ぎしり、
さらに睡眠時に呼吸が止まってしまう
「睡眠時無呼吸症候群」の可能性があり、
睡眠の質を落としてしまうんです。
口呼吸では十分な酸素を体内に取り入れることができないため、
からだが酸欠の状態になっています。
口呼吸は病原体を身体に侵入させやすく、
免疫システムに悪影響をもたらします。
そしてもう一つ顕著なのが、「メンタル」=自律神経との関係です。
口呼吸が身体に及ぼす影響
〇免疫システム・・・風邪、アトピー性皮膚炎、喘息、アレルギー性鼻炎、花粉症、
インフルエンザ、冷え性、etc…
〇メンタル ・・・自律神経失調症、うつ、パニック、過呼吸、etc…
〇ドライマウス ・・・歯並び、顎関節症、虫歯、口臭、etc…
そこで、お家で簡単にできるセルフケア2つ!!をご紹介します。
実際に僕の息子にも試した2つです。
一つ目は、「あいうべ体操」です。
口の周りの筋肉を鍛える体操で、
とても簡単にできるのでぜひ親子でお試しください!
インフルエンザ予防に効果があり、
小学校では実際に激減したらしいです。
※顎関節症の方は、「い」「う」だけで十分です。
「あいうべ体操」
①「あー」と口を大きく開く
②「いー」と口を大きく横に広げる
③「うー」と口を前に突き出す
④「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす
※①~④を1回として、1日30回を目安に毎日続けましょう
もう一つは、「マウステープ」です。
朝起きた時に、口の中が乾いている、のどがイガイガする、
たっぷり寝たはずが疲れが取れない…という方向きです。
僕は疲れた時などにこれを使用しています。
スポーツ、吹奏楽、おしゃべり好きな人は、
日常生活で口呼吸に変わることが多いですので、
鼻呼吸をする時間を意識してくださいね。
なぜ今回オススメしたかというと、
花粉の時期や夏場の暑い時期はしんどいので、
今がチャンスかなって思います。
鼻から吸うので、小顔効果、美容効果もありますよ。
当院の療方も、呼吸を調整しています。
自宅でもぜひやってみてください。
コメント