来院前の悩み
1年前より、頚椎症性神経根症から右腕のしびれ。
頸椎牽引療法、痛み止めの注射、消炎鎮痛剤などで
整形外科に7ヶ月通院。
右腕のしびれは2か月前に消失。
レントゲン検査により、頸椎5、6、7に
頸椎症状変化を認められる。
激痛の時期、右腕のしびれが8ヶ月以上続いていた。
気長に治療していたが、
卒業式、入学式へは万全な状態で参列したかったのが、
当院に来るきっかけでした。
主訴としては
・首がだるくて重く、頭を持ち上げるのがつらい(特に右)
・本を読んだり、座っていると、張った感じがでる
・頸椎を後ろに反ると、右僧帽筋、右肩甲骨まわりがつらい
・起床時は良好、寝ている姿勢が楽
初回来院時の身体の状態
〈クセチェック〉
よく足を組む
机にまっすぐ座るのが窮屈に感じる
バッグをいつも左腕でばかり持ったり、左肩に掛けたりする
書き物をする際、紙を斜めに置いた方が書きやすい
〈姿勢写真〉
横の写真・・・アゴが前に突き出る、骨盤後傾している
正座の写真・・・首が左に傾き、右首をストレッチしている姿勢
〈姿勢検査〉
股関節の検査・・・左が固く、右が柔らかい
施術経過
初回施術
立っている姿勢より、右首~肩が体の真ん中正中より右に傾いている
左手に比べると右手が長い
左肩が前にねじれる
左に重心が乗る
イスに座っていると左おしりに片寄る
仰向けの姿勢では、腰が浮いている
腹部は緊張している所と弛緩している所がある
首は右に意識せずに傾いている
左に向きにくい姿勢でした
肩を同時に挙げたとき、右肩甲骨内側に痛みがあったが、
左肩が縮んでいました
うつぶせでアゴをつけるとしんどい
呼吸が浅く、吐くより吸う方が多い
2~5回目
首を下向けると痛みがあり 読書ができるようになった。
大体20分ぐらいは平気になった。
どうしても腋窩部の挙がりは 今までかばっていた為制限あり
6~8回目
起床時の痛みがなくなり
ねむりやすくなり
右首から右肩~右腕の裏側の不快感消失
卒業式参加で 寒い所に座り続けたため
左お尻から大腿部「ふともも裏側」つっ張り感
どうしてもカラダが良くなると
腰から大腿部に代償ででやすいかと思いましたが
9回目施術でよくなられました。
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