自分の体の状態を自分の言葉で伝えられますか?

いい選手は、施術以外の身体へのセルフケアも自宅にて怠らずやっていたりします。

例えば、試合に向けて目標設定する、お風呂にゆっくりつかる、
または心のリカバリーとして、休みを使って家族と旅行に出かけたり、
買い物に行ったりなどの気分転換の方法が非常に上手です。

このような取り組みを普段から自らの判断でしっかり行っているからこそ、
ケガを減らし、安定したパフォーマンスが維持できるのだと思います。

ですが、逆に「施術だけを受けてればなんとかなる」と思っている選手もいます。

そういう選手はもれなくケガが多いです・・・。持病も多いです・・・。

きちんと施術などのケアやリハビリをする施術者に現在の身体の状態を
きちんと伝えるために言語化ができないことが多いからです。
いつも同じ話の繰り返しです。

ちなみに、私も鍼灸整骨院で働いていた際に、
親御さんが子供さんの代わりにすべてを話してしまうということがよくありましたが、

自発的行動ではないそういう子はそこまで伸びた印象がなかったです。

そもそも私自身も20年ほど施術をしていますが、その人がどのくらい痛いのか?などは
外見や触診などでは初めは探り探りです。

結局それらを分かるのは「その人自身」でしかないと思います。

ですので、子供さんがケガをして通院される際は親御さんのかた
極力介入せずにいてあげてもらえると良いかとも思います。
僕は個別にお母さんに尋ねるようにしています。

リハビリ後に再度ケガに悩まされたりする人って、
早く治そうと積極的に治療を受けたりはしますが、
結局ずっとこちら側に「治してください」という
受け身的だったりすることが多いです。

一方で良くなる人は、積極的に情報を取りにきます。

次は何をしたら良いですか?どういう順序がありますか?と
「自分でも治す意識」は強いと思います。

自らアクティブにリハビリや施術などのリカバリーを受ける気持ちと、

ただやってもらいたいという気持ちで受けるのでは、
それらの処置を行って現れる効果は全く変わってきます。
(すみません、これに関してのエビデンスは全くありません。
 あくまで私の経験則のお話です)

ですが、体感としては復帰にかかる日数は倍くらい変わる印象を持っています。

結果を残せる人に共通している言葉に、
「もし仮に?」「どうすれば?」
という言葉が自然と出てくると思っています。

一見同じような言葉に感じる「治してください」と
「どうすればできると思う?」ですが、
その言葉の裏に隠れている本人の意思や気持ちは大きく変わるのだと
私は個人的には思っています。

施術などはあくまで選手の変化を促すきっかけを作る「役割」だと思っています。

いくら良い素材があっても元となる材料がダメになっていたら
変化も起こらないはずです。
→いくら素材が良くても料理人が上手く調理しないと意味もないのと同じです。
監督と選手の関係にもあると感じています。

ですので、
トレーナー側と選手の取り組みの効果は「足し算」の関係よりも、
ある種「掛け算」の関係の方が近いのかもしれないと感じています。

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