ストレスという言葉はとても曖昧です。
ストレスという言葉を免罪符に使っているのでしょう。
もっと平たく言うと、逃げ口上としていたりします。
ストレスで…と言えば、あら、大変ね、と言ってもらえます。
病院でも、原因が分からなければ、ストレスが着地点です。
具体的なことを言わなくても、あうんの呼吸でお互いが妙に納得してしまいます。
ストレスフルな社会、などというフレーズをニュースなどで聞いても、
具体的にイメージしないまま、分かった気になってしまう人が多いです。
私のカウンセリングでも、多くの人がストレスという言葉を何度も使っていました。
でもどういうストレスですか、って具体的に聞くと、誰もが口ごもってしまうのです。
でも本当にストレスを抱えているならば、それでは何の解決にもなりません。
そこで最初に必要なのは、ストレスを言語化することです。
例えば「仕事がストレス」というだけでは曖昧です。
仕事の何がストレスなのか、会社の人間関係、通勤電車、通勤時間、朝体が重いetc.
人間関係や、仕事の内容そのものか、何がどんな風にストレスというのか、
具体的に言語化するのです。
言語化してこそ初めて、ストレスと向き合えます。
原因を見つめたり、対処法を探ったりすることができるのです。
一度ご相談ください。
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