毎日、多くの痛みを持ったクライアント様が来院されます。
私は、痛み、しびれ、麻痺をちゃんと鑑別します。
痛みやしびれは自覚症状なのに対して、麻痺は他覚症状です。
椎間板ヘルニアなどの腰痛は痛みやしびれが起きていますが、
神経根の拘縮や圧迫だけと思っている人が多くいます。
基本的に、神経は圧迫されても痛みやしびれが出ない場合だってあります。
では原因は何かというと、
痛みやセンサーが存在する真皮、脂肪筋膜系、骨膜、関節包に拘縮が起きて、
血行障害や発熱物質を痛みセンサーが感じているからです。
特に痛みからしびれに移行する初期に直さずに対症療法に期待してしまうと、なかなか厳しいです。
私は腰椎椎間板ヘルニアで、12年以上しびれが治りませんでした。
つまり、神経根の拘縮や圧迫だけを施術していたから、不自由・不安定でした。
今も痛みやしびれ、特にしびれで悩んでいるクライアント様が後を絶ちません。
一日でも早く急性痛を取り除かなければ、慢性痛に移行します。
急性痛の痛み止めは効きますが、慢性痛の場合は効きません。
今一度、痛みやしびれについて心配な方は相談してくださいね。
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