スポーツ界では体幹トレーニングをやっている人が多いし、
一般的に、やったという人は増えているように思います。
けど、上手くいく人もいれば、そうではない人もいます。
〇トレーニングはしているけど、あまり変わらない
〇安定しようとすると、体に余計な力が入る(特に肩)
〇腰や骨盤を痛めてしまった
など、皆さん疑心暗鬼で苦労されているようです
その原因は「インナーマッスル」です。
プランクなどのポーズを取れば、みんな体幹を鍛えられるという
わけではありません。
よくありがちなのは肩回りのアウターマッスル(僧帽筋や三角筋)を
より多く使っていると、身体を固くし、
スポーツが上達しなかったりします。
体幹を安定させるポイント
①体幹トレーニングの時は、どんな動きをする時にも
インナーマッスルとアウターマッスル両方を使う!
②体幹トレーニングで肩や腰を痛める人は、
アウターマッスルばかり過剰に使っている。
(例えると…アウターマッスル70%、インナーマッスル30%)
いきなり体幹トレーニングをやっても
アウターマッスルを「より多く」使ってしまっては意味がありません 。
〈インナーマッスルはカラダの土台です〉
猫背、肥満、尿トラブル、便秘、肌荒れも
インナーマッスルが無くなっていることが原因の一つです。
〈インナーマッスルを鍛えるメリット〉
①体温が上がり、効率的に脂肪が燃焼しやすくなる
②正しい位置に臓器を戻すことで、便秘が改善する
③身体の深層部を流れる血流を良くして、手足の冷えを軽減する
〈脇が固いと首、肩こりに!〉
いつも首にコリがあり、
動かすと痛みがある人がいます。
そんな方は目を閉じて、軽くバンザイしてみてください。
どちらかが上がりにくい方 or 左右差がハッキリしている方 は
脇が縮み、首が痛くなりやすいです。
脇には、肩の深い場所にあって首と関係している
肩のインナーマッスル(別名:ローテーターカフ)があり、
首の筋肉と繋がりがあります。
姿勢のゆがみや左右の動きのクセにより
肩のインナーマッスルの動きが低下して固くなり、
その固さが首の筋肉に伝わるのです。
そんな時は、両脇~背中を伸ばしてあげると楽になります。
体幹って難しいですよね…
体幹の僕の勝手なイメージですが、
土台がしっかりしている方が踏ん張れるし転倒しにくい!
年齢を重ねても、ゆがみにくく変形しにくいかと感じています。
イナバ物置のイメージです(笑)
〈実は脇と首の筋肉は繋がっている!〉
立っていると、肘がまっすぐ伸びていない人が多かったりします。
女性の方は特に二の腕(タプタプするところ)を使えていないので、
肘から、肩~首にかけて巻き肩になり捻じれてしまいます。
僕の施術は、肩を揉むことはないですけど、
腕から脇を伸ばしたり縮めたりすることで
体幹が安定しますよ。
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