皆さんは、お子さんには勉強を頑張ってほしいと願うでしょう。

本当は子ども自身が一番感じていることではないでしょうか。

勉強ができたら嬉しいな、
子どものそんな気持ちを後押しし、支えるのが、
低血糖質食です。

僕は小学校の頃、甘い物を食べ過ぎるとテストの成績が下がる、って
先生に言われましたが、従わなかったです。

今では原理原則が分かっているので説明すると、
甘い物、糖質を代謝する時、
脳の働きに関与しているビタミンB群が消費されてしまうからです。

ビタミンB群には、脳を正常に保ち、
子どもの集中力や記憶力をアップし、
やりきる力を出すという働きがあります。

しかし甘い物、糖質を食べ過ぎると、
その代謝のためビタミンB群を消費し、
脳機能に使う成分が枯渇します。

ビタミンB群が不足すれば、

集中できない→勉強につまづき、勉強が分からなくなり
→理解できない→つまらない→勉強に興味がなくなり
→最終的に勉強をしなくなる

そんな悪循環に陥ります。

勉強しなさいというより、ビタミンB群をきちんと摂取すること。

ビタミンB群⇒牛、豚、鶏レバー、うなぎ、鰹、いわし、さんまなど
それと糖質を控えることが何より有効な手段です。

私もセミナーや研修の間にお菓子が用意されていました。

「疲れた時には甘い物(チョコレートetc)で頭がスッキリします」

と教えらえてきましたが、
それは勘違いで、脳の栄養は砂糖ではなく、
血液中のブドウ糖です。

脳を働かせるためには砂糖が必要であると思い込んでいる人が多いようです。

もちろん砂糖にもブドウ糖は含まれていますが、
タンパク質や脂質を摂ることによって
脳に必要なブドウ糖が生かせるのです。

糖質を摂った時は、なんとなく頭がスッキリした高揚感を感じますが、
体内に血糖が急激に増えることで
脳内にセロトニンという安らぎをもたらす神経伝達物質や
βエンドルフィンという脳内モルヒネが一時的に増えるため、
その効果は一瞬で、またすぐに甘い物が欲しくなり、
集中力が落ちてしまいます。

脳の栄養と称して、甘い物を事あるごとに食べると、
結局は子ども自身のやる気が落ち、苦しめてしまうのです。

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