何かが起こったとき、よく人は「落ち着け、落ち着け」と言います。
その時自分は落ち着いてるんだけどなっておもいませんか?
肝心の落ち着き先がわからない人が多い
いったい何をどこへ落ち着ければいいのか?
そう、重みを身体の最下部に落ち着かせるのである。
たった一言、
「重みは下」と口にすればいい。
この言葉によって、身体の重みは最下部にいくようになる。
つまり、落ち着けるというわけである。
また、常にこれを行うことによって、
潜在意識のなかに「重みは下」という意識が埋め込まれる。
そうなれば、わざわざ口にしなくても、常に落ち着いた人間になれる。
逆にいけないのは「頭にきた」などと口にすることである。
そうすると重みは上にいく。
『中村天風と植芝盛平 氣の確立』著 藤平光一 より
物の重力がその物体の最下部にくるというのは真理です。
ですから人間の場合、
立位で全身の力が抜けていれば足下にそれが一番安定するわけです。
「重みは下」とキーボードをたたくとミスが少なく入力できます。
肩は上がりやすいでしょう。
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