柔道整復師と鍼灸師の資格を取得してます
スタイル新伊丹治療院の西村です。
『心技体(しんぎたい)』という言葉をご存じでしょうか?
学生時代、僕は心(こころ)が一番最初に来るから、
これが最高最善に大事だと思っていました。
でも、人生の半分以上を医療系で勤めていて分かったことがあります。
心が健康的でも、体が不健康でいつもしんどうそうな人もいるし、
世の中不平等なんだと怒りを感じたこともあります。
現在でも、優しくていい人ほど、自律神経失調症、うつ、
メンタルの不調を患ったりしています。
何かおかしいなって思っていました。
そこで考えたのは、『体技心(たいぎしん)』でした。
まず健康という体を手に入れる。
現実的には「心が折れないようにする」「周りに影響されないように自分軸を持つ」
「いつも平常心でいる」ことは、とても難しいと思います。
心を鍛えるのは難しい。
だから、心療内科や心理カウンセラー、占い、スピリチュアルなどに
救いを求める人が多いのです。
この「体技心」、実はオリンピック金メダリストが残した言葉です。
柔道の古賀俊彦選手の言葉です。
平成の三四郎なんて呼ばれていました。楽天の田中将大選手も言っていました。
私が考える「技」は「知識」であり、それを実践する
①「生活習慣」 ②「運動習慣」 ③「食習慣」です。
技の部分の知識は多岐にわたり、とてもここで話せる量ではないので割愛しますが、
少しあげると「砂糖小麦」「脂(油)」「不自然な食べ物(食品添加物など)」
「呼吸」「入浴」などです。
心なんてすごく「モロい」ものだからです。
どれだけ心を整えても、一日徹夜したらコンディション(変動性)は
一気に崩れるでしょう。
突発的な不幸に見舞われでもしたら、その時も心のバランスは崩れます。
「人は才能(能力)は枯れなくて(脳は衰えない) 脳を使う体力がおちていく」
約15人に1人がメンタルの不調があると言われています。
(うつ、自律神経失調症etc…)
運動をすると、海馬(脳の中で記憶を司る場所)が広くなります!
■運動をしている人はメンタルの病にかかりにくい
・うつ病の発症率 :25%低い
・パニック症候群の発症率 :27%低い
・社会不安症の発症率 :45%低い
・広場恐怖症の発症率 :44%低い
そこでお薦めの運動は、ウォーキングとランニングです。
それぞれの運動の目安は…
ウォーキング 約30分 5日/週
ランニング 約30~40分 3日/週
運動が脳にもたらす恩恵は、私たちの想像をはるかに越えます。
手足の左右差を揃えて!!
まずは体から整えましょう!
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