柔道整復師と鍼灸師の資格を取得してます
スタイル新伊丹治療院の西村です。

【手と丹田をもっと直接的につなげていく感覚をつくっていきましょう】

まず棒を下腹部の丹田のあたりにあてて棒の両端を手で持ちます。
棒は身体の外にあるのではなく、

身体の横から刺さって丹田を貫いていると思ってください。

焼き鳥やおでんのように丹田が串刺しになっていて、
その棒を両手で掴んでいるイメージです。

すると棒を介して自分の両手と丹田は
物理的につながっていることがイメージできると思います。

この状態で、左右どちらでも良いので手首を掴んでもらい、
しゃがむ動きをしてください。。

この時、両手と丹田はつながっているのですから手に力を入れる必要はなく、
丹田だけを意識してまっすぐしゃがめば両手は当然のように
一緒についてきて相手は自然と崩れます。

丹田だけを意識すると今度は丹田だけが動いて
手がその場に残ってしまいます。

丹田と手を一緒に動かそうとすると、
身体全体を固めた動きとなり相手と力が衝突して、
やはり動かすことはできません。

あくまでも両手と丹田だけをつなげて、
他の部分は脱力していなければいけません。

丹田を貫く棒をまっすぐではなく、
コの字型にしてみたらどうなるか。

丹田を貫いてから目の前に伸びた棒を手に持ったとしたら、
この時に自分の両手は先ほどと同じように丹田とつながっています。

この状態で手首を持たれ、
しゃがめば、先ほどと同じように丹田を意識して
しゃがむだけで両手は自然についてきて相手は崩れます。

コの字型でも、まっすぐの棒でも、
丹田を串刺しにしているという感覚は変わりません。

どんな形でも丹田さえ貫いていれば良いのでしたら、
棒のように固いモノでなくても丹田を貫くことはできるはずです。

丹田は見えるようで見えない
感じることイメージすることが大事です。
試してみてください。

その前に手足の左右差を揃えることとまっすぐ自然に立てる状態が良いですよ。

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