柔道整復師と鍼灸師の資格を取得してます
スタイル新伊丹治療院の西村です。

【大事なのは手の内を「感じる」こと】

モノを持たずに自分の指で手の内の感覚をつくることも可能です。
まず誰かに手首を掴んでもらい、
その状態で自分の親指、中指の指先をスリスリとこすってみましょう。

こうすると自然と指先に刺激が入るので、
感覚神経が働いて運動神経の緊張がほどけ身体の力が抜けていきます。

そのまま指をこすりながらゆっくりと手を動かしてみましょう。

感覚神経が上手く働いていれば、
動きやすいと思います

ペットボトルでも指でもやっていることは同じですが、
大事なのは手の内を「感じる」ということ。

日常の動作において慣れた動きほど自動的に身体を動かすことができます。

スマホやペットボトルを持っている時、
毎回そのモノの重さや手触り、温度などを感じていますか？
と問えば、おそらく感じている自覚はないでしょう。

動作は今その瞬間の手触りなどの感覚を感じているというよりは、
記憶に従って自動的に動いていることが多い。

もちろん日常的にはそれでも困らないのですが、
あくまでも記憶されたプログラムに従って動いているだけなので
予想外なことには反応ができません。

だからペットボトルを持とうとした時に中身が入っていると思っていて空っぽだったら、
手に持った時に力が入りすぎてバランスが崩れます。

これは対人における技においても同じで、
目の前の触れている人の身体をちゃんと感じているつもりでも、
実は自分が記憶している身体を相手にしているだけなのかもしれません。

本当に適切な身体の動きをするためには、
今その瞬間の感覚をリアルアイムで味わうことが大事です。

そのためにも当院では
手足の左右差を揃えて
まっすぐ立てる状態を一緒に目指しましょう。

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