柔道整復師と鍼灸師の資格を取得してます
スタイル新伊丹治療院の西村です。
前回の続きです
2.内耳
また、大きな原因のひとつに、「内耳」が関係しているといわれています。
内耳には気圧の変化を感じとるセンサーがあるそう。
内耳で気圧の変化を感じると、
センサーでキャッチした気圧変化の情報が脳へと入り、
自律神経系を活性化させます。
そのセンサーを通じて自律神経系のバランスが崩れることで、
血流不良や筋肉の緊張から「頭痛・だるさ・めまい・むくみ」などの
不調が引き起こるといわれています。
3. 対策
気圧の変動による体の不調を和らげるためには、以下の点に注意することが重要です。
①適切な保湿と水分補給
水分を摂りすぎると、平衡感覚を司る「内耳(ないじ)」がむくんで血流が悪化し、
めまいや頭痛を起こすこともあるといわれています。
一気に水分を摂取するのではなく、
こまめに水分補給をすることが大事だそうです。
②体を動かそう
また、梅雨の時期なんかは、私も体調が最悪の日が多いのですが、
これは湿度が高くなり、体が汗をかけなくなるからだそう。
梅雨時は室内にこもりがちですが、晴れ間があったら外に出て、
身体を動かす。
食事や睡眠など、生活リズムを整えると良いそうです。
冬の場合は、体の冷えから症状が重くなっていることが多いと言います。
毎晩、風呂でぬるめのお湯(40℃前後)に10〜15分ほど浸かり、
体を温めてから眠るのが大切だとか。
しかし、寒いのでなかなか体を動かす気分にならなかったりしますよね。
体を動かさずにいると、筋肉が収縮し血流が悪くなってしまいます。
何もランニングや筋トレをする必要はありません。
軽いストレッチやヨガなどをして身体を温めると良いと思います。
また、ヨガやストレッチを行う際、意識をしながら呼吸を行なうことにより、
自律神経を整えることもできます。
③耳を温める
耳には自律神経に関するツボが集中していると言われています。
そのため、耳を温めると全身の血行が良くなり、自律神経が整うんだそう。
昔は耳あてしてましたよね
温め方のひとつは、マッサージがあります。
耳をいろんな方向に優しく引っ張ったり、
回したりしてみると耳がポカポカするのを感じるはずです。
私も、お風呂に入っている時によくやります。
また、耳を温めるグッズも使ってみると良いかも。
私は朝ラン用に耳当てを家族からプレゼントしてもらいましたが、
めちゃくちゃいいです。
耳があったかいと、耳当てなしのときよりもずいぶんあったかく感じますよ。
終わりに
気圧の変化が体に及ぼす影響は個人差があるものの
日常的なケアが不快な症状の軽減につながることもあります。
痛み止めも、飲みすぎると逆にそれが頭痛のもととなることもありますしね。
当院では手足の左右差を揃えることとまっすぐ立てる状態が
頭痛や不定愁訴の改善に役立ちます。
お気軽にお問い合わせください。
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