解毒という言葉があります。
デトックスというと、便秘などお腹に溜まっている物を出すというイメージがありますが、本来は「出してキレイになってから、入れる」のがベストです。
悪い物を食べたら、便が出るまで待つことです。
電車でも、まず乗客が先に降りてからしか乗ってはいけませんよね。
順番が大事ですよね。
筋肉も、まず脱力で OFF にしてから、緊張で ON にします。
呼吸も、字のごとくまず吐いてからから吸う。
なので、深呼吸して落ち着かせたりします。
ほとんどの現代病は食べ過ぎが原因です。
動かずに食べていると、便も出にくいはずです。
ついつい食べ過ぎてしまったり、悪い油や食品添加物の影響で、腸内の蠕動(ぜんどう)運動(消化管がくびれていることにより内容物を移動させる運動)が悪くなっていることにより、腸の内壁に頑固な形で付着した糞尿が「宿便」として溜まっています。
宿便は、痩せている人も太っているひとにも関係なく、化学物質や過食により未消化な食べ物が腸壁に残留したものです。
最近は、ファスティングや16時間断食などで、食べない時間を増やすことも必要になっています。
これは個人差もありますが、現代人は食べ過ぎにより、体内では消化というレスキュー隊が出動しまくっているのです。
これらは腸の熱(およそ37℃)によって腐敗し、猛毒を発生させます。
その毒が腸壁から血管へ流入するので全身を巡り、多くの生活習慣病を引き起こす原因となっています。
毎日しっかり排便している人でも、宿便は約2kgあります。
便秘が何日も続く人の中には、宿便だけでも約10kg以上もある人もいます。
だから、痩せたいダイエット目的の人でも、まず先決は宿便を出すことなんです。
腸を綺麗にして善玉菌が沢山いる腸内環境を作る。
そして腸がだんだん綺麗になると自然と免疫力が上がると言われています。
体温が36.5℃以上の体温の土台が整います。
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