整体の、僕の本質は体の歪みです。
背骨を中心に、人間が本来持っている自然治癒力を最大限に発揮するには、
まっすぐなキレイな背骨です。
では、まっすぐな背骨とは何でしょうか?
解剖学や人体模型は左右対称にできており、
左右に同じだけの骨と筋肉が存在しているわけです。
外観的に左右均等であるとして、
前屈、後屈したり、様々な動きをしても左右差を感じない体であることです。
けど、これって難しいです。
解剖模型のようなまっすぐ左右均等な人ってなかなか存在しないです。
利き手や利き足、歩き方、座り方、動かし方、皆さん、千差万別です。
また仰向けに寝ていると、左の胃の前辺りも盛り上がっています。
内臓は左右対称ではないんです。
東洋医学的には、腎臓や肝臓の異常を考察しますが、純粋に右利き社会の弊害です。
最近特に、右手右足だけで事が足りる生活習慣が、ますます体の歪みを助長します。
電車や自動販売機、作文、バイキングetc. 右寄りの生活習慣です。
歩行、水泳、山登り、お遊戯など必ず両手両足を使わなければ
成り立たない動きばかりでした。
文明の進化に伴い、便利でやりやすさ重視な社会が生まれてきたからです。
ちなみに当院では、学生時代部活やスポーツに取り組まなかった
若年層(20歳~30歳前半)に
肩こり、腰痛、生理痛、むくみなどが統計的に多いようです。
便利さの裏返しが、体の歪みを生もうとは、誰もが想像しなかったことだと思います。
今一番のキーワードが自然回帰です。
農耕民族だった日本人は元気でした。
自然を大事にすることに人間本来の機能回復が入っていないのが不思議です。
自然には健康が必要不可欠です。
地球に優しく、体によいものとくれば、
手足の左右差を治す、私の施術を受けてもらうのが、長い目で見れば大事です。
ぜひ皆さんにも、真剣に体の歪みをとることを心がけてください。
恩恵は大いにあります。
そのためには右側ばかり偏って使うのではなく、
自分の体で、こっちばかり使っているなという「気づき」が大切です。
右側だけを使うのではなく、
左も出来る限り使って、体を平均に使いましょう。
高い健康器具を買うより、
まずは左右均等の運動なり、習慣化を心がけましょう。
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