肩こりや腰痛のクライアントさんが増えます。
原因は、血流の悪さです。
血液の流れが悪くなり、体を丸めて歩いていると、
人を緊張状態にする交感神経が優位に働き過ぎて
筋肉や関節まで緊張させます。
ストレスも継続的にかけていると、背骨にも悪影響が出ます。
その結果、神経や血管の締め付けや梗塞が起きるために、痛みを誘発します。
姿勢の悪さや使い過ぎによる原因なら、
ちゃんと 背骨=背筋 を伸ばせる状態でいましょう。
肩こりは後頭部から背中にかけてある僧帽筋に注目してください。
僧帽筋は、例えば体重が60kgの人だと約5kgの重さになる頭をしっかりキープするため、いつも働いています。
頭をグラグラさせないばかりか、肩甲骨を背中に固定する仕事もしています。
これが、凝りがあまりにも強くなると機能しなくなります。
胸が反るような背筋が左右対称になると、機能回復します。
次に腰痛です。
前屈みでずっと同じ姿勢でいると内臓が圧迫され、
内臓体性反射という反射が起こり、
内臓の違和感が背中に表れ、凝りが生まれます。
これも背筋を伸ばしてお腹をへこめるような動作を繰り返せば、
内臓も働きやすくなります。
腰の痛みは、腰の筋肉だけが原因ではありません。
お腹、背中、横腹、全ての筋肉が左右対称に十分機能することにより、
バランス良く働くことができます。
これから冬本番を迎え、寒くなり体を縮めて生活する日々が続きます。
出来るだけ同じ姿勢を避け、
血流を良くするように背中や背筋を伸ばし、
お風呂でゆっくりつかり、
まずは軽い運動を心がけましょう。
冬場は体を大事にして、大胆に動かしましょう。
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