柔道整復師と鍼灸師の資格を取得してます
スタイル新伊丹治療院の西村です。
「立位姿勢」を取る。誰でもできることですよね。
しかし、「骨格バランス」だけで立つというのは難しいです。
ほとんどの人は、筋肉を固めて立っています。特に股関節周囲はそうです。
私も、ちょっと前まではそうでした。
今は大腰筋を主体とし骨格バランスだけで立ちつつあります。
特に難しいのが股関節の球体関節です。
腸骨の骨頭窩に球体の関節があるだけなんですよ。
ここはよく滑るんです。
この滑りのよさは人工関節では絶対真似できないレベルのものらしいです。
前々では大腿筋膜張筋や殿筋群などで固めていたのですが、今はそれらが脱力している。
筋トーンが落ちてしまう。
脊柱管狭窄症になったか?とも思いましたが、随意運動は全然問題なくできます。
頼みの綱は腸腰筋と内転筋群だけって感じです。
今は歩く動作は、骨盤の前傾と股関節の球体面の滑りだけで歩いている感じです。
滑っていきます。
ところが、滑りすぎてたまにグラッと来る。
この股関節の球体面の滑りに脳が付いていかない感じです。
言いかえれば、立ち上がったばかりの赤ちゃんに戻ったようなものです。
「立つってこんなに難しいものだったのか」
「歩くのって、こんなに難しいものだったのか」と驚きます。
力を抜いて立つ。
脱力した立ち姿勢とはまるで針を立たせる難しさがあります。
今のレベルだとハイハイして歩かないといけないレベルです。
あともう一つの課題は、足裏が地面に吸い付く感じを高めたい。
今はまだ足裏が地面に完全に吸い付いていない。
赤ちゃんの苦労がよく分かります・・・。
それぐらい立つのは難しい。
なので優しく手足の左右差を直していきましょう。
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