柔道整復師と鍼灸師の資格を取得してます
スタイル新伊丹治療院の西村です。
中医学では何時間寝たかより、何時に寝たかを重要視します。
なぜなら、各臓器には活発に動く時間が決まっているからです。
五臓の肝は、自律神経を調節し、血を貯蔵する働きを担っています。
同時に感動や想像、思考や意志などの高度な精神活動も支えています。
夜中の1時〜3時は肝が活動する時間。
この時間にぐっすりと眠っていないと血は蓄えられません。
起きていると当然体や脳を使っていますからね。
血は消耗されるばかり。
血がたっぷりないと肝は働けない。
だから自律神経や代謝の乱れ、メンタルも不安定に。
メンタルが不安定だと、小さなことが気になり不安爆発。
「あの人のあの態度はなんだったのかしら」
なんでもないことなのに心がざわざわする。
「あー、明日どうしよう」
結果眠れない、眠くならないからと夜ふかしをする。
ますます血が不足する。
メンタルもただ下がり、と悪循環。
血がたっぷりあると心は安定します。
普段からいろいろ気になって仕方ない方はとりあえず寝ましょう。
肝のお仕事の邪魔をしないで。
午前1時に熟睡していられるよう遅くても日付けが変わる前には寝てしまいましょう。
体は私たちを支えるために働いてくれています。
自分をおろそかにせず、寄りそって、心身ともに健やかに過ごしていきたいものです。
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