柔道整復師と鍼灸師の資格を取得してます
スタイル新伊丹治療院の西村です。
乾燥する時期に肌のなりましたね
美しさは水分保持力で決まります。
つまり潤いです。
乾燥肌とほてりを感じると老化のサインと言われる。
肌表面だけでなく、体の一番奥の潤いも不足しているからです。
体の潤いや血は眠っている間に作られます。
夜ふかしをすると、作られないどころか消耗するばかりです。
夜ふかしは一番の美容の敵。
逆にいえば、眠っているだけで綺麗になるのならば5分でも早く寝ましょう。
今回は、潤いを増やす質の良い睡眠のための5つの養生と習慣を紹介します。
①眠くなくても午後11時までに布団に入る。
睡眠の質を上げるファーストステップ。
中医学では五臓が活発に活動する時間帯が決まっています。
午前1時から3時は「肝」の時間であり、
この時間に熟睡していると、
肝が全身の汚れた血を
栄養たっぷりの綺麗な血に変えて体に流す準備をします。
②朝日を浴びる
夜寝つけない、熟睡した気がしないと感じるときは、
朝や日中の過ごし方を見直しましょう。
起きたらまず朝日を10分間浴びます。
眠気をもたらすホルモン「メラトニン」は
朝日を浴びると減少して脳が目覚めます。
一旦消えたメラトニンは15時間後に再び増え始め、
夜に自然な眠気をもたらします。
午後11時に眠りにつくには、
午前7時前の日光浴がおすすめです。
夕方以降に活発に動くと交感神経が優位になり、
疲れているのに興奮して眠れなくなったりします。
夕方までに仕事を終えるのは難しいし、
これからのシーズン飲み会などもあるのでしょうが。
なるべく夜は副交感神経が優位になるように
リラックスして過ごすのがよいのです。
③ふかふかの温かい布団にする。
体は眠るころになると深部体温を下げて熱を発散させます。
だから、体が冷えた状態ではなかなか寝つけません。
そのため天日干しや布団乾燥機、湯たんぽなどで布団を温めておけば、
体が温まって入眠しやすくなります。
④寝る前の環境を整える。
脳への刺激となるスマホやパソコンやテレビは寝る1時間前には消します。
部屋の灯りも間接照明にして、音楽を聴いたりリラックスして過ごします。
寝室のカーテンは少し開けておくと、朝の光が入り脳が自然に目覚めます。
⑤食後や眠る前にはヨガや瞑想。
軽い運動は気や血をゆるやかに巡らせます。
筋肉がほぐれて、血行が良くなりポカポカしてきます。
その後深部体温が下がり入眠しやすくなります。
肩甲骨周りや股関節周りをほぐすと、より血行が良くなります。
眠りとは無意識の行為なので、
寝よう、寝ようと意識するとますます眠れなくなることもあります。
眠れなくても焦ったり、自分を責めたりせずに、
一日の良かった出来事だけを思い出して、
幸福感に浸っていると自然に脳がリラックスして眠っているでしょう。
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