柔道整復師と鍼灸師の資格を取得してます
スタイル新伊丹治療院の西村です。
体は私たちに不調というサインを出してきます。
落ち込みや不安がつよく、
感情が不安定になるのは心血不足が主な原因。
○五臓の心(しん)は血を送りだす心臓と同じ働きと、
人の精神活動も担っています。
全身に送る血がたっぷりあると心は安心します。
血が足りないと、そわそわして落ち着きがなく、
不安が大きくなって怖くてたまらなくなります。
動悸や息ぎれもおこります。
いつも頭の中で思考や不安がぐるぐるしていると、
脳も興奮状態になります。
だから怖い夢もよくみます。
夜中にハッと目が覚めて「怖い夢」とつながります
だからこそ
「私は傷ついた、悲しい」なんてくよくよしていないこと、
生活を見直して、血の不足を解消しましょう。
○血を増やすためには、なぜ血が作られていないのかを考えます。
①血を消耗しすぎている。動きすぎ、働きすぎ、考えすぎ。夜更かし。
②血が作られていない。
*胃腸の弱り。食べてもきちんと消化吸収ができずに栄養分から血が作られない。
*偏食、欠食が多く、血を作る材料がない。
チェック項目は、
・忙しくしてずっと動き回っていないか。
・睡眠はきちんととれているか。眠っている間に血は作られます。
起きている時間は消耗しかしないですから。
・暴飲暴食で胃を酷使していないか。
ちなみに、イライラが止まらなくなるときは、
怒りがある時は
肝の血が不足しています。
肝は、血を貯蔵して、古い血と新しい血をいれかえる働きをしています。
血が不足してくると、肝からのサインがきます。
ちょっとしたことで、イラッとしたり急に落ち込んだりします。
「なんかおかしいな私、いつもと違う」って思ったら、
直近の生活を振り返ってみましょう。きっと思いあたることがあるはず。
自分の体や心の変化を敏感に感じてくだい。
養生の基本ですが、案外難しいのです。
私も最近わかるようになりました。
アンテナを張って体や心のサインをしっかり受けとりましょう。
それが「未病先防」につながります。
コメント