柔道整復師と鍼灸師の資格を取得してます
スタイル新伊丹治療院の西村です。
身体は他人や環境の影響を受けやすいです。
だから人混みは避けた方がいいのですが、いつもそんな事は出来ません
一人でいる時の姿勢の取り方が、他人といると出来なくなる時もあります
その人との相性や、目上や上司、部下のような立場の関係で 姿勢が変わります。
嫌な人といたら、体が「逃避反応」を起こすから歪んでしまいます
高齢者のデイサービスで往診をしている時に、高齢者は右重心が非常に多いと気づきました。
色々調べると、全般的に左重心の人がほとんどだそうです。
色々と理由付けはできるけど、もっとも自分が納得するのは、 精神的なことで言うと、気持ちが前向きか後ろ向きかです。
前向きな人は自然に左重心になります。
左足はブレーキをかける力が強いから、 後ろ向きな人や高齢になり不自由不安定になると「右重心」になり、 両足でブレーキをかけてしまいます。
少し難しい話ですが、 左骨盤(腸骨)は交感神経と、右骨盤(腸骨)は副交感神経と関係があります。
若い時は交感神経が活発ですが、高齢になると交感神経がレベルダウンします。
【右利きが多いのはなぜ?】
人間は、大多数の人が右利きです。
日本人の場合、右利きが88.5%、左利きが9.5%、両利きが2.1%だそうです。
右利きの方は通常利き足も右で、左足は軸足になっています。
サッカーなど巧緻性の動きやダンス、ピアノなど、 左右対称に動かすと両手両足が使いやすくなります。
利き足である右足の親指に力が入ります。(剣道が分かりやすいです)
また短距離走やアイススケートなどもみな左回りです。
時計回りだと、いいタイムは出ないでしょう。
人間は本来、自律神経や内臓、脳の働きから見て、
左足(ブレーキ)は内外に、右足(アクセル)は前後に使うようにできています。
人間の手足の運動を自律神経の働きという側面から見ると
右の手足を利き手、利き足(主)として使い、
左の手足を軸手、軸足(副)として使う方が身体にとって合理的です。
だけど、体を動かしていると手足の左右差が生じ、歪むものです。
重心の偏りが不調と病気を作ります。
だからこそ、「重心」を保つために 左右の手足のズレを取り、
前向きに動ける体を直すことがいいと常々思っています。
これがみんなに伝われば、もっと元気になり、 介護を受ける人も減ると思っています。
日常生活も楽になり、やりたい事ができます。
将来的には健やかに、自由自在に動ける身体を獲得したいですね
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