柔道整復師と鍼灸師の資格を取得してます
スタイル新伊丹治療院の西村です。
先日、手首と足首にリストウェイトをしてランニングをしている方をお見掛けしました。
ダンベルを持ってランニングをされている方もいらっしゃいますが、
負荷を増やしてカロリーの燃焼を狙っているのか、
腕の筋力アップを狙っているのだと思います。
そのリストウェイトが今まで見てきたものより見るからに重そうだったのです。
多分、足首に巻く用の2~3キロはあるのではないかな、
という感じの大きさでした。
そして、ランニングのフォームを見ると、猫背!!
お二人とも骨盤が後傾していますね。
特に後ろの男性は顔が前に突き出す姿勢になっていますから、
ランニングフォームもかなり気を付けないと、トレーニングが逆効果になりかねません。
腕の重さを支えるために体幹が完全に前かがみになってしまっていました。
状況は違いますが、
体の前面で負荷が増えれば、この様に猫背姿勢になりやすいわけです。
また、完全に腰が丸まっていますから、
この姿勢で荷物の持ち運びをしていると腰を痛める原因ににもなります。
そうすると、例え腕の筋肉は少しばかり鍛えられても、
脚の筋肉においては太ももの外側の股関節を開く筋肉群ばかりを鍛えてしまい、
猫背を作るための運動になってしまっています。
さらに、猫背になるという事は骨盤を後傾させ背中の筋肉群は硬くなり、
神経の圧迫が起こり様々な痛み、疾患の原因を自ら作るという事になります。
さらにさらに、猫背により胸の前側の筋肉群も緊張を起こしますから
呼吸が浅くなり心肺機能の低下も招くので生活者としてはもちろんランナーとしても良くないですよね。
これは、本当に基本の基本ですが、良い姿勢でいることが良い姿勢を作る筋トレになり
猫背でいることは猫背になる筋トレをしている、感覚を忘れないでくださいね。
ですから、すでに猫背になっている方はまず猫背を治すことに注力して改善させつつ
注意深くウォーキング、ランニングとトレーニングしていくことをお勧めします。
そのためには当院で
真っ直ぐたてる身体と
手足の左右差を揃えていきましょう
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