柔道整復師と鍼灸師の資格を取得してます
スタイル新伊丹治療院の西村です。
そもそも、スポーツは同じ方向の回転運動や、
左右の腕脚の片側だけ使うとかの動作を繰り返すことが多いですよね。
野球などで、右投げ、右打ちの場合、ベースランニングも左回り、
と右股関節が開き右脚が長くなる動作のオンパレードになってしまいます。
ですから、実際に検証したことは無いのですが、多分右投げ、左打ちの選手の方が選手生命も長く、
長命ではないのではないかと思いますが、どうでしょうか?
サッカーも左右の脚で均等に蹴れればいいのですが
ポジションによっては左右差が出来てしまいますよね。
ゴルフは、完全に右打ち、左打ちで決まってしまいますから、
例えば左脚が長い人が右打ちをするのは矯正になるのですが、
右脚が長い人が右打ちは体を歪めることになってしまいます。
右から左への体重移動になるために右の腰が前方へ押し出され、赤線のように背骨が弯曲し、
緑線のように右腰が高位になり右肩が下がる、
この歪みにより循環器、呼吸器にトラブルが起きやすくなります。
プロ選手や、大会で最高のパフォーマンスを行う、
そういう状況の人は身体の歪みを生かしてでも
体のポテンシャルを最大限引き出さなくてはいけない場合もあるかもしれません。
体の歪みを使ってでも、今日の試合に勝たなくてはいけない、
とか記録を出さなければいけない、と言う状況であればやむを得ないかもしれません。
しかし、プロであればこそ、歪みを取り除いてから競技を行う方が、
けがや故障も防げて選手生命も長くなりますし、
パフォーマンスも最終的には高くなることの方が多いと思います。
ですから、アマチュアスポーツや、
特に子供においては体の歪み取りを優先したほうがいいと思います。
パリオリンピックで活躍した北口選手は、肩関節の可動域の狭さを直すために、
その原因である猫背の矯正から取り組み前肩を直し、
その結果肩関節の可動域を上げて金メダルを手にされたそうです。
この例でいえば、肩関節の可動域が狭いという歪みを、
その狭さの原因をきちんと体の歪みを取り除いたから金メダルを手に出来ましたが、
もしその状態のままで、可動域を無理やり広げる様な練習を繰り返したら結果が上がらないどころか、
肩関節や肘関節を故障していたと思います。
また、分かりやすい例で言えば、冒険家の三浦雄一郎さんが、
何十キロもの重しを入れたリュックを背負って歩行のトレーニングをしていらっしゃいましたが、
もしこのトレーニングをがに股でたいして筋肉もない人が真似をしたらどうなると思いますか?
がに股歩きをしているという事は、大腿の外側の筋肉が強い状態ということなので、
その歩き方をしていればその筋肉だけが鍛えられてしまい、
脚全体の筋肉のバランスは大きく崩れ、O脚から猫背になり、
多分始めに膝痛、腰痛が起こってしまう事が私には容易に想像できます。
三浦さんが負荷をかけた歩行トレーニングをしても大丈夫なのは、
三浦さんの脚の筋肉はバランスが良くて強いからなのです。
私の知人でも、ウェイトシューズを履いて膝を壊していた人がいましたが、このケースもまさに同様です。
そもそも脚の筋肉のバランスが悪かった
⇒筋肉のバランスが悪いので歩き方に癖があった
⇒ウェイトで強い筋肉がさらに強くなった
⇒歪みがますます大きくなった=筋肉のバランスがさらに崩れ膝の関節のかみ合わせが悪くなり関節炎を起こした
こういう図式で体は壊れていくのです。
ですから、スポーツを行う方は焦らずに
自分の身体の均衡がとれた状態を作りながら楽しんでください。
せっかくスポーツが上手でも生活者として不健康になってしまっては本末転倒ですし
、大好きな競技を長く続けられなくなってしまいますから。































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