柔道整復師と鍼灸師の資格を取得してます
スタイル新伊丹治療院の西村です
最近目についた
【寝たきりにならない為に、脚を鍛えましょう】
そのためにはスクワットが一番!
一日30回だけで一生歩ける!
この様なキャッチコピーが様々なメディアで流れています。
当院でもはでもスクワットを推奨していますが、
お一人お一人の脚の状態に合わせてきめ細かくやり方も含めてご指導しています。
私も健康のために足を鍛えるという考え方自体は賛成です。
しかし、巷で安易に行われているスクワットに関しては、見ていると不安になるのです。
それはスクワットには大きな落とし穴が存在するので、気を付けて行わないと故障の元になるからです。
以前からお話ししていますように、開脚で行うスクワットには大きく2つの気を付けなくてはいけないポイントがあります。
一つ目は、まず90%ぐらいの人はO脚であるという事実です。
内転筋より外転筋が強い状態と言えます。
歩いたり運動したりするときに大きく働いているのが外転筋であるという事です。
これはスクワットを行う時にも同様ですから、
せっかく足の筋肉を鍛えようと思っても実は主導している外転筋群をより鍛えてしまっていると言えるのです。
このほかにも山登りとかトレーニングを並行して行っている方はまだ大丈夫かもしれませんが、
この運動だけで大丈夫と思っている方は行えば行うほどO脚がきつくなるという事が起こるのです。
二つ目目は、多くの人がすでに
【股関節に左右差】
が有るという事実です。
これも、専門に勉強している人間でないとなかなかわかりづらいかもしれませんが、
皆さんはかなりの確率で股関節に左右差が有ります。
利き足と軸足があります
以前にも紹介したことがあるのですが、
右回りの法則もあります
両脚を均等に鍛えているつもりでも実は股関節に固い側と柔らかい側が存在してます
体のクセを修正するための準備が必要です
自分本位にスクワットしてしまうと
本末転倒なんです。
当院では股関節の左右差に気づくことから始まり
そこを熟知してみませんか。
いつでも相談お待ちしています。
コメント