柔道整復師と鍼灸師の資格を取得してます
スタイル新伊丹治療院の西村です。

今回は、クライアント様からよく質問される
「脱力」についてです。

脱力は、単純に力を抜くということではありません。
無駄な力を抜いて必要な力を入れるというより、

「力の最適化」を加えること
目指す捉え方が必要です。

脱力は武道やスポーツのイメージがありますが、
脱力しなさいって言われても難しいですが．．．

朝起きて顔を洗ったり、歯磨きしたり、料理や掃除、文字を書く
脱力を使用している。

歩くのも、パソコンやスマホも指や目を使った動きも
脱力できている人もいれば出来てない人もいます。

「脱」という意味は「取り去る」「取り除く」「抜く」「抜け出す」です。

今までの力の常識から抜け出すことが第一歩です。

日常では手を使った作業というのはとても多く、
逆に手を使わない作業というのはあまりありません

足より先に手が出る

そんなふうに毎日休むことなく使っている手の緊張や疲労が肩こりの原因です。
手の状態というのは身体全体にも影響を与えています。

【ここで実験です】

まず前屈してください
背中、腰、太もも裏側突っ張りませんか？

次は、
姿勢をその位置で保ったまま手の指を一本一本柔らかく動かしてみましょう。

このとき指を動かすことで、
凝り固まった筋肉の繊維をパラパラとほどいていくようなイメージで行いましょう。

指をパラパラと動かしていると、先ほど突っ張っていた背中や腰、腿の裏などがだんだんとほぐれてきます。
そして最初の位置よりも手が楽に地面につくようになります。

ストレッチは怪我の予防には当然いいですけど
やり続けなくてはいけません。

パソコンなどで手を動かしていると
「なぜ肩こりになるの？」という疑問もわいてくると思います。

それは脱力、つまり、無駄な力を抜き必要な力を入れるということから考えればわかります。

無駄な力を入れていれば緊張が高まるし、逆に必要な力を入れていれば無駄な力は抜けてくるということです。

脱力できるためには、
体の歪みと左右差なくまっすぐ立てる状態を目指しませんか。

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