柔道整復師と鍼灸師の資格を取得してます
スタイル新伊丹治療院の西村です。

◆ 冷え性は、単なる体質ですか?

「冷え性なんです」と悩むクライアントさんは多いですが、
それって本当に「血行」や「代謝」だけの問題でしょうか?

身体が冷えている状態は、ただの気温や食べ物の影響だけでなく、
“安心できていない”という心の状態の反映かもしれません。

◆ 中医学で見る「冷え」と“陽気”の不足

中医学では、冷えは“陽虚(ようきょ)”とされ、
身体を温めるエネルギー(陽気)が足りない状態です。

腎陽虚:手足の冷え、腰や足がだるい、トイレが近い

脾陽虚:お腹が冷える、食欲不振、むくみ

気虚:全身がなんとなく寒く感じる、疲れやすい

これらは単なる体の冷えではなく、エネルギー不足、
そして心の消耗とつながっているのです。

◆ 西洋医学から見た冷え:自律神経とホルモンバランス

西洋医学では、冷えは自律神経の乱れや、末梢血流の障害、
あるいは甲状腺ホルモンの不足などで説明されます。

しかし興味深いのは、こうした症状の多くが
ストレスや不安によって悪化するという点。

つまり、身体が“安心”を感じられない状態では、
末端の血管は縮み、体温がうまく運ばれなくなるのです。

つまり、冷えは「怖い」「孤独」「誰にも甘えられない」といった、
エネルギー的な緊張状態の表れとも言えるのです。
◆ NLP心理学での気づき:「安心」こそが体を温める

NLP心理学では、「人は無意識に心と体のパターンをつなげている」と考えます。
冷えを感じるとき、それはもしかすると…

「本音を言えない」

「誰かの期待に応えなきゃ」

「休んではいけない」

といった心の緊張=交感神経の過剰な働きが背景にあるかもしれません。

つまり、冷えとは「自分が本当の意味で安心できていない証拠」。
安心できる人間関係、環境、時間…
これらを持つことが、冷え性改善の第一歩になるのです。

◆ 哲学的に考えると:「冷え」は“孤立”のメタファー?

哲学の視点から言えば、「冷たい」「温かい」という表現は、
人間関係や心の状態を象徴するメタファーとしても使われます。

冷えは、孤立や切断、不信、恐れを象徴することもあります。
逆に温もりは、つながり、愛、理解の象徴。

「体が冷えてる」ということは、
もしかしたら誰かとの“つながり”を欲しているサインかもしれません。

◆ 専門家のあなたへ:「体温」と「心の安心」はつながっている

冷えを“温める”ために、カイロや漢方、食事などのアプローチも大切ですが、
それと同じくらい、「この人は安心できる」と思える存在・関係性が大切です。

冷えに悩む人にこそ、
「あなたの体は、安心できる場所を探しているのかもしれませんね」
という一言が、じんわりと響くかもしれません。

安心感を持てるカウンセリングと
身体の原理原則に戻す
両面に向き合うなら
当院にご来院ください

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