スタイル新伊丹治療院の西村です。
肩甲骨が動くか動かないか気にしていないクライアントさんがいますが、
これが動かないと色々な症状が出てきます。
例えば、
頭痛、四十肩、頸肩腕症候群、肩こり、肋間神経痛等々挙げればきりがありません。
四足の時には動物のように
側方にあった肩甲骨も二本足歩行になってからは後方に移動しました。
その結果、上肢の自由な動きを獲得できたのです。
でも文明に発達により前後に動かすより前側だけでしか使わなくなったため、
肩甲骨は側方に位置している人が多く観られるようになりました。
その結果、鎖骨の下を通る神経や血管が圧迫され
首から肩、腕にかけての症状が出るようになったのです。
前屈みの姿勢が多くなり、歪められた体は悲鳴を上げています。
肺や心臓も圧迫され、新鮮な酸素などが肺に入らず、体の細胞が酸欠状態でいるのです。
肩甲骨が出来るだけ後ろの位置できるように僧帽筋を使って後ろに引きましょう。
そうするだけで背筋が伸び、良い姿勢になります。
普段は後ろで良い姿勢が出来るようになったら、
今度は自由に前後左右に動ける柔軟性が必要になってきます。
そうなるには筋肉の柔らかさも必要になります。
後ろから見て肩甲骨が左右同じ高さにあればまず合格です。
でも高さが違うのであれがその下にある肋骨が歪んでいる可能性もあります。
肋骨を調整しつつ、自由に動かせる肩甲骨を作り上げましょう。
肩甲骨が前後にしっかり振ることが出来れば、肋骨の動きもついてきます。
肩甲骨についている筋肉を今一度よく勉強して動きのある良い背中を作り上げてください。
そして、利き手利き脚を使い
背骨、肩甲骨、骨盤良い位置になるように
まずは、当院で手足の左右差をチェックしてくださいね
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