柔道整復師と鍼灸師の資格を取得してます
スタイル新伊丹治療院の西村です
今日も体の使い方です。
【まず壁に手をつけた状態で立ちます】
壁につけた手は止めたまま、
頭の中の意識だけで壁をゆっくりと押していきましょう。
この時、壁はもちろん、身体もほとんど動いていないので、
端から見ている人からすれば何もしていない、
つまり力を出しているようには見えないと思います。
それでも壁を押そうと意識をしているだけで、
ほんのわずかですが、自分の手が壁を小さな力で押しているのがわかると思います。
静かな部屋なら、ささやくような声でも耳を澄ませば聞こえますが、
騒がしい場所ではそんな小さな声を聴き取ることはできません。
同様に、身体の緊張が強ければ強いほど、鈍くなり小さく弱い力は感じ取ることができなくなりますので、
意識による力を感じるためには身体の無駄な力をなるべく抜いておくことが必要です。
けど訓練と手足の左右差とまっすぐ立てる状態が重要です。
対人においてお互いの身体というのは無意識レベルで影響し合っています。
肩に力が入った状態で技をかけようとすれば相手の肩にも力が入るし、
自分の膝の力が抜ければ相手の膝の力も抜ける。
これは整体やマッサージなどの施術においても言えることで、
自分の身体がガチガチに緊張した状態では相手をリラックスさせることは難しいが、
自分の身体が脱力できていれば相手の身体をゆるめてリラックスさせることは難しくありません。
つまり、相手が感じることができないような小さな力だとしても
圧が強くなります
自分の身体に作った変化は相手の身体に何らかの影響を与えることになります。
不定愁訴である肩こり腰痛膝痛の改善には
弱い力でも意識できるように
当院の施術で協力できると感じています。
コメント