柔道整復師と鍼灸師の資格を取得してます
スタイル新伊丹治療院の西村です。
◆ 「頭が痛い」は、体からのメッセージ?
頭痛があると、「とにかく痛みを止めたい」と思いますよね。
でも少し立ち止まって、「どこが、どう痛い?」と聞いてみると、
そこには心と体が発する大事なメッセージが隠れているかもしれません。
痛みの場所ごとに、心と関係する意味合いがある――
それを知っておくことで、自分の不調の“根っこ”が見えてくることもあります。
◆ 東洋医学での頭痛:風邪?湿?ストレス?
東洋医学では、頭痛の原因を以下のように分類します:
◎頭頂部の痛み:肝のエネルギーが滞っている(気滞)、または肝火上炎(イライラ型)
◎こめかみの痛み:胆の不調。決断疲れ、責任のストレス
◎後頭部の痛み:腎や膀胱の経絡に関係、冷えや過労が原因のことも
◎前頭部の痛み:胃と関係。考えすぎ、消化の負担
つまり、どこが痛むかによって、どの臓腑が疲れているかが見えてきます。
◆ 西洋医学では?神経と血管、そして自律神経の関与
西洋医学的には、頭痛は主に次の分類で説明されます:
◎緊張型頭痛:肩こりや目の疲れ、ストレスからくる締めつけるような痛み
◎片頭痛:ホルモンバランスや気圧変化によるズキズキ痛。女性に多い
◎群発頭痛:目の奥がえぐられるような激痛。自律神経や体内時計の乱れが原因
どれも、自律神経が関係しているのが共通点。
つまり、“気を張りすぎている”“我慢しすぎている”というメッセージが、
頭痛というかたちで現れている可能性があるのです。
◆ NLP心理学で見る:「頭が痛いほど考えすぎてる」
NLPでは、思考と身体はリンクしていると考えます。
つまり「頭痛がするほど考えている」
「答えを探して脳が疲れている」というサインです。
特に、“何かを決断しなければならない時”や、
“自分の思いや感情を飲み込んでいる時”に、思考過多による頭痛は起こりやすくなります。
◆ 「伝える専門家」へ:症状の奥にあるストーリーを感じよう
専門家として「頭痛の原因は〇〇です」と言うのも大切だけど、
「今、どんなふうに考えすぎてる?」「どこに無理してる?」と寄り添うこともまた、
大きな癒しになることがあります。
そして手足の左右差を揃えると同時に
整うかもしれません。



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