柔道整復師と鍼灸師の資格を取得してます
スタイル新伊丹治療院の西村です。
大腿骨骨折を経験された方の話をします。
年齢にもよりますが、大腿骨骨折は寝たきりに直結する可能性が高い大怪我です。
それを予防するためにはバランス能力が必須です。
<バランス能力は「反射」で身を守る力>
バランス能力とは、身体が崩れそうになった瞬間に姿勢を立て直す力であり、
日常生活における転倒やケガを防ぐために欠かせない能力です。
その中心となるのが『脊髄反射』です。
体が傾いた際、筋肉にある固有受容器が変化を感知し、
脊髄を介して瞬時に筋肉へ指令が出されます。
この反応は、頭で考えるよりもはるかに速く行われ、
咄嗟の場面で身体を守ります。
まっすぐに立てることは、この反射を繰り返し引き出すことで、
反応速度と安定性を高めていきます。
平衡感覚を司る小脳も、この仕組みを支える重要な役割を担っています。
<バランスの土台は「足」にある>
バランス能力を高めるためには、身体の土台である「足」へのアプローチが不可欠です。
足底には多くのメカノレセプターが存在し、
地面の状態や体重のかかり方を感知しています。
これらの感覚が正しく働くことで、足関節や下肢の筋肉が連動し、安定した姿勢が保たれます。
また、人間の足には縦アーチと横アーチからなる三点支持構造があり、
この構造が崩れるとバランス能力は大きく低下します。
扁平足や過回内は、全身の歪みや不安定さにもつながるため
足の機能を整えることが重要です。
<まとめ>
バランス能力は、単に「ふらつかないための力」ではなく、転倒やケガを未然に防ぐための重要な身体機能です。
本質は脊髄反射にあり、足という土台からの感覚入力が正しく働くことで最大限に発揮されます。
特に60歳以降はバランス能力が低下しやすいため、下肢の安定性を意識した施術と筋トレを継続することが大切です。
足元を整え、反射の精度を高めておくことは、安心して動ける身体を長く保つための“最良の予防策”です。
当院では手足の左右差を揃えて
自然にまっすぐ立てる状態です。



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