柔道整復師と鍼灸師の資格を取得してます
スタイル新伊丹治療院の西村です。

ちょっと一休みしたい時、みなさんが自然にやっていること、それは・・・

「深呼吸」です。

「心小休」なんて書き方をすることもありますが、心の小休止にもなる深呼吸。

今日はそんな話を少しばかり。。

肺って何グラム！？

肺は右が600g、左が500g。

肺は、空気中の酸素を取り込み二酸化炭素を排出する「呼吸の臓器」です。
左右に一対あり、右肺は3葉、左肺は2葉に分かれています。

空気は鼻や口から気管を通り、枝分かれした気管支・細気管支を経て、
約3〜5億個の肺胞に届きます。

肺胞は毛細血管に囲まれ、ここで酸素と二酸化炭素のガス交換が行われます。
呼吸運動は横隔膜や肋間筋の動きによって行われ、
横隔膜が下がると肺が膨らみ吸気、上がると縮んで呼気になります。

息を吸うとき、肋間筋が収縮して肋骨が上がり、横隔膜が下がります。
息を吐くときは、その逆。肋間筋がゆるみ、肋骨が下がり、横隔膜が上がります。

そんな仕組みで呼吸をしているわけですね。

肺には心臓と連携する肺循環があり、右心室から送られた血液が肺で酸素を受け取り、
左心房へ戻って全身へ運ばれます。

これから寒くなってきますので
肺の主な病気と予防法は！？
主な肺の病気には肺炎、COPD（慢性閉塞性肺疾患）、
喘息、肺がんなどがあります。

肺を健康に保つには有酸素運動や深呼吸の習慣、
十分な睡眠と換気の良い環境づくりが効果的です。

呼吸と心の関係とは！？

呼吸は身体だけでなく心の状態とも深く関わっています。
ストレスや緊張を感じると「交感神経が優位」になり、呼吸は浅く速くなります。

反対に、ゆっくりとした深い呼吸を行うと「副交感神経が働き」
心拍数や血圧が下がり、心が落ち着きます。

特に腹式呼吸は、自律神経を整えリラックス効果を高める方法として知られています。
意識的に呼吸を整えることは、感情のコントロールや集中力の向上にもつながります。

つまり、呼吸は「心の状態を映す鏡」であり、「心を整える道具」でもあるのです。

『まとめ』

正しい深呼吸には「呼吸筋」をしっかり動かせているかがポイント。
呼吸が浅い人は肩で息をしてしまい、肩こりや自律神経の乱れにつながります。

1日3回でも深呼吸を意識してみましょう。
それだけで酸素供給量が増え、脳の疲れも取れやすくなります

当院では手足の左右差を揃えると同時に
呼吸を調整しています。

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